助成金への道

助成金書類

あいちコープ申請書2018年

B   Cコース用

2018年度 コープあいち福祉基金 助成申請書  受付№     

生活協同組合 コープあいち        平成30年  7日   理事長 夏目 有人 様

2018年度コープあいち福祉基金の助成を関係書類を添えて申請します。

                  申請団体名 雇もれびの会         

 

1、 団体の組織の概要

 (1) フリガナ  コモレビノカイ                               

   名 称 雇もれびの会                               

     E-mail  komorebi_no_kai@yahoo.co.jp                           

 

 (3) 団体の発足時期と区分

① 団体の発足年月(又は、発足予定年月)       平成21年  3 月

 ② 事業組織区分で、最も近いと思われるものに○をつけてください。    

・組合員活動グループ  〇地域ボランティアグループ ・ワーカーズ 

・その他任意事業団体  ・NPO法人        ・社会福祉法人 

・株式会社       ・その他法人(              )

③ 活動分野で、最も近いと思われるもの一つに○をつけてください。

   ・高齢者支援活動    ・障がい者支援活動     ・子育て支援活動

   ・平和活動       ・文化活動         ・国際交流活動

・地域活動       ・生活支援活動       ・食育活動

・災害支援(防災)活動 ・就労支援活動 

・その他(           )

(4) 団体の構成員    5 名    (内 コープあいち組合員  1 名)

コープあいち組合員名(可能な限り)                        

  榊原 彰良

 

 

(5) 主な活動場所

  活動場所(施設名等)  東生涯学習センター 、コミュニティカフェかかぽ                       

       (同上所在地)   名古屋市東区、  名古屋市西区                      

2、団体の活動・事業の概要

(1) 団体の設立趣旨・目的やめざしていることを記入してください。

 発達障害・精神障害の当事者が自ら集まり、語り合う場を作ることを設立趣旨としている。働くことをテーマにして語った内容をブログ等で公開して、これから就労する仲間、就労している当事者へ向けてのエールを送るために当事者会を運営している。就労で困る障害当事者が、だれもが就労できる社会へ向けて情報発信していくこと、まずは語り合える場を作ることを目的としている。                  

 

(2) 活動・事業の内容をできるだけ具体的に記入してください。

 ① 活動・事業の内容(活動名/活動内容/活動の頻度/参加人数や収支費用など)                                    

 障害当事者が就労について語る会の活動。月に一回、発達障害・精神障害の当事者が集まって、就労についての悩みや工夫を話し合っている。それを原稿化して、ブログに掲載・公開して、次の仲間を募っていく活動を続けている。就労したい仲間を勇気づけることために行っている。参加人数は、1回あたり5名から10名程度で、全員が話せる環境を作っている。参加者から参加費を400円ずつ徴収して、会場や広報のための資金としている。                                 

                                                                                            

 

 ② スタッフや事務局の定期会合など                                           

     毎月・週・日、随時  回 (会合名                 )

 ③ 発行している機関紙や会員のお便りなど

      発行誌名(こもれび ) 発行頻度( 4 ) 発行部数(70

 (3)  以下の資料があれば添付してください。

 A、 会則もしくはそれに準ずる文書 

B、 総会等の議案書 

C、 前年の会計実績、本年度の予算計画書 

D、 会報、活動の写真、イベントなどのポスター等

3、2018年度コープあいち福祉基金の助成申請理由

 

 (1) 助成を申請する対象の活動・事業テーマ(助成金を活用する対象事業と活用によって生み出す成果目標を簡潔に)を記入してください。

 

  (  )Bコース         ( 〇 )Cコース

   どちらかに○をつけてください。 

 

  [助成申請する対象事業テーマ・企画名]

 

     発達障害者・精神障害者のための地域の居場所と支援の専門家との交流活動                           

  

  [助成事業達成(成果)目標]

  助成事業終了時にどのような状態になっていることを目指すのか記入してください。

 

   働きたい精神障害者・発達障害者の当事者が地域での居場所を見い出し、自分たちの特性を自分自身で把握するとともに、社会資源と支援のための知識を得て生き生きと働きやすい社会について語る場を提供する。                                      

                                       

(2) 助成を申請する対象の活動・事業の展開計画(具体的な準備や実施計画、日程や規模など)を記入してください。

 

 臨床心理士、心理カウンセラー、精神保健福祉士、ジョブコーチ、薬剤師等の当事者を支援する専門家を交えた交流カフェを開催する。謝金は講師一人当たり、1万円。2か月に1回で6名の講師。参加者は当事者を中心に少人数で、話せて交流できるカフェを開催する。広報として広報紙「こもれび」を郵送配布する。            

                                        

 

 (3) この助成制度は「愛知県における地域福祉の向上、安心してくらせるまちづくり」をめざすものです。申請対象の活動・事業を実施することが、「今後のあなたの団体の活動・事業の広がり」や「あなたの地域の地域福祉の広がり」「コープあいちとのつながり」にどのような影響、効果を及ぼしていくのか、記入してください。

 

 コープ会員の中にも当然、発達障害・精神障害の当事者やその家族がいる。その人たちが地域で安心して暮らせるために、当事者会・自助会の存在が果たす役割は、専門支援家と同じように大きい。当事者会・自助会が地域で活動していることを地域の当事者すべてに知ってもらいたいと願っている。コープ会員の中で活動を広報して、当事者活動を知ってもらい、参加してもらえれば、そのほかの福祉への連携しやすくなる。  

                                     

 

 

(4) 助成金の具体的な支出計画<用途・金額・実施期日等>(詳細があれば別紙)

 

[助成金の具体的使途]                                      

                                        

  専門家講師への謝金、広報紙発行、郵送代。                                                                             

 

支出内容

金 額

備 考

謝金

60,000

1万円*6

広報紙郵送代

40,000

1万円*4回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合  計

100,000

 [助成対象外費用]

   下記の費用は助成対象からは外します。

   ①日常的な運営経費(家賃、光熱水費、電話代、消耗品費、保険料など)

 ②会員、スタッフの人件費(交通費、飲食代など)

 ③参加者費用(食材費、手芸材料費、茶菓子代、交通費など)

 

(5)コープあいち福祉基金の助成を受けたことはありますか?                         

   有  有の場合(2015年)期 テーマは( 引きこもり休日外出支援事業  )

                   

 (6) 他からの助成の有無

 無 → 有りの場合の助成機関名        金額        円 

助成機関名        金額        円

 

(7)助成が実施されるかどうかの如何を問わず、以下の点について同意をお願いします。

 

    提出して頂いた、助成申請時及び助成実施後の「申請事由や目標、事業計画など申請に関する情報」「会報や活動写真、活動報告、総会議案書などの活動報告に関する情報」「助成事業終了の結果報告に関する情報」をコープあいち組合員及び市民・市民団体への情報公開等に活用します。

アステラス2017年度報告書

2017年度(第12回)

アステラススターライトパートナー活動

公募制活動資金助成 使用報告書

 

報告日:H30年 5 月 7 日

申請団体名

雇もれびの会        ㊞

 

助成企画名 申請時のタイトルと同じものを書いてください

 

精神疾患の啓発勉強会イベントの自主開催

  

Eメール:komorebi_no_kai@yahoo.co.jp

 

※報告書内容について問い合わせが発生した場合は事務局よりご連絡させて頂くことがございますので予めご了承ください

実施目的 精神疾患の当事者会で疾患に関する勉強をしたい当事者が多い。2016年度に当会で、愛知医科大学教授の兼本氏を招いた勉強会を開催して、大盛況だった。働くための疾患知識を身につける勉強会を開きたい。

 

 

実施内容 ※別紙(イベント案内チラシなど)での提出でも可

イベント案内 ちらし

 

 

活動の経過

(準備経過、実施に至るまでの流れ) 【日程】

4月9日

4月20日

5月19日

6月4日

7月17日

8月1日

8月12日

9月24日

2月10日 【活動内容】

案内配布)兼本教授健康セミナーの案内発送

会議)兼本教授に提案する講演の内容、質問を集める。

HP)http://peerkomorebi.webcrow.jp/ 設置

ブログ)「兼本教授に聞きたいこと」をアップ。

チラシ配布)NHK統合失調症フォーラムで配布500枚

追加チラシ印刷)チラシ最終稿印刷 1500枚

チラシ案内郵送)1500枚郵送

セミナー当日

報告)報告書を印刷、郵送。

活動した地域 名古屋市内

協働相手先 なし

活動の様子

・表題付けてください

・wordへの写真挿入でも可

 

中日新聞で雇もれびの会主催の「精神科教授による健康セミナー」が掲載されました。

 

2017年9月24日の健康セミナー当日の様子

 

2017年9月24日の健康セミナー当日の当事者発表の様子

(続きを次のページにをご記入下さい)

活動の効果 ※参加者の様子、参加者の声、具体的な参加人数

※今回の取り組みを実施したことあらたに学んだ経験、知識

※今後の会活動においてどのような効果が期待できるか など

概要

平成29年(2017年)9月24日精神科教授による健康セミナーは57名の来場者にお集まりいただき、大盛況のうちに終わることができました。ボランティアを含む69名の参加。

当日は、当事者発表が二名。榊原(雇もれびの会 代表)と窪田さん。

榊原からは、主催者としてのご挨拶、支援者主催のセミナーがこれまで多かったが、今回は当事者会主催のセミナーで、当事者会が力を付けてきた証だと思う。こうした当事者活動に医療から期待するものを聞きたい。

窪田さんからは、当事者会で救われた。ピア活という当事者会の連合会的な集まりを作っている。うつ病と双極性障害(そううつ病)の誤診で、苦しんだ。なぜ誤診はおこるのか?聞きたい。以上のような当事者発表をしました。

兼本先生のセミナーでは、当事者発表に答え、事前の質問集に答え、会場からの質疑応答を進めていきました。

運営スタッフはほぼ全員が当事者で12名。ピア活あいちに協力いただきました。

ただ一人支援者として藤澤希美先生(愛知医大 助教)に加わっていただきました。

(アンケートより)

家族や本人の質問にいろいろな事例を踏まえ適切に答えられていて非常に参考になりました。

兼本先生が一人一人に丁寧に答えて下さって、分かりやすい話で良かった。

10月にある雇もれびの会へ参加できましたら、よろしくお願いします。

普段、疑問に思っていることが聞けて良かったです。ありがとうございました。兼本先生も気さくな方ですっと入っていけて気持ちが楽になりそうです。

他人に迷惑をかけない、その人が幸せか、苦しんでいないかで障害を見ることを知りました。

名古屋市に程近い市の就労B型事業所の支援員です。支援をする上でご本人とご家族の関係、幻聴の種類のこと、お薬のこと等いくつかの大きなヒントをいただきました。ありがとうございました。「その人が幸せかどうか」「他人に迷惑をかけていないか」のお話、とても心に響きました。

訪問看護師をしている身なのでたいへん勉強になりました。また参加させて頂きたいと思います。ありがとうございました。

(学んだ経験と知識)

精神科ユーザーが家族、当事者、支援者含めてよりより生活に向けて努力している様子を経験できた。

大人数のセミナーの運営について学べた。

(期待できる効果)

雇もれびの会への参加者が新規当事者、家族、支援者に広がっていくことが期待できる。

 

 

今後の展望 セミナー開催への反響は大きく、大勢の方に集まっていただき、質問も多かった。そこで今後は、小規模のセミナーを定期的に開催して、より顔の見える形で、質問しやすい会を運営していきたい。

精神科教授だけでなく、臨床心理士、看護師、薬剤師といったサポートの方々のセミナーも開催していきたい。

活動資金収支報告書

【収入】 予算額 決算額 領収書番号

※領収書に附番 備考

※内訳を記載

アステラススターライトパートナー助成金 200,000 200,000

自己資金 20,000 20,624

参加者負担金 60,000 57,000 @1,000 円×56人

その他(他団体助成金、補助金など)

収入総合計 280,000

【支出】 予算額 決算額 領収書番号

※領収書に附番 備考

※内訳を記載

■講師費用

1.講師謝礼 10,000 10,000 @10,000円×1人

2.講師交通費 @    円×  人

3.講師宿泊費 @    円×  人

4.その他

<使途内訳>

 

■講師費用以外

5.役員や会員の交通費 10,000 10,000 @1000円×10人

6.役員や会員の宿泊費※1 @    円×  人

7.会場費 83,500 83,572

8.通信費 57,500 57,392

9.需用費 ※2 27,000 26,444 文具代、印刷代

10.その他 40,000 40,216 <使途内訳>

ホームページ委託

【助成対象外項目】 支出がある場合はご記入ください(但し助成金は使用不可)

11.飲食代 ※3

12.有償ボランティア 52,000 50,000

13什器などの購入費

 

14.アステラスへの返金 ない場合は空欄

支出総合計

(1.~14.の合計) 280,000 277,624

※1:宿泊の食事代は除くこと(助成対象外)※2:資料代、印刷代、紙代、写真代等。内訳記載すること

※3:お茶、お菓子、お弁当等の飲食代

 収入総合計と支出総合計が一致することを確かめてください 

 

 

 

領収書添付欄 ※下記に貼れない場合は別紙添付も可

 

 

別紙のとおり

 

【注意事項】

① 活動報告書は活動終了後、速やかに作成しご提出ください。最終締切は2018年5月末までです。

② 助成対象の支出については全ての領収書のご提出をお願いします。(コピーで可)

③ 「活動の様子」において実施内容が分かる写真を数枚添付下さい(wordでの写真挿入可)

④ 助成金の余剰が発生した場合は返金手続きが必要となりますので事務局までご連絡ください。

⑤ この報告書には実際に活動されている状況を撮影した写真などがついていますが、個人情報は責任を持ち厳正に管理致します。

ご不明な点がありましたら、お気軽に下記事務局までお問合せください

 

【お問い合せ・報告書郵送先】

アステラス製薬(株)医療政策部 スターライトパートナー活動担当

                                    〒103-8411  東京都中央区日本橋本町2-5-1

TEL:03-3244-5110 FAX:03-3244-0492

       E-Mail:star-light@jp.astellas.com

 

東海ろうきん2014年申請書

公益財団法人あいちコミュニティ財団

東海ろうきん傍楽ファンド

2014年度 助成事業申請書

 

H26年7月28日、審査会で採択されました。

 

公益財団法人あいちコミュニティ財団 御中

申請日:  26年  6月 18 日

1.申請団体について

(1)基本情報

事業名精神障碍者の就労を勇気づけるルームの開設事業

申請金額30万円

(ふりがな)

団体名こもれびのかい

雇もれびの会

 

団体所在地〒 〒461-0004  

愛知県名古屋市東区葵1-7-12

アートリーフ風花 内TEL: 090-1825-1853

FAX: なし

E-mail:komorebi_no_kai@yahoo.co.jp

 

 

(2)地域や社会のビジョンと、申請団体が果たす役割

 

 全国的に障碍者雇用は、法定雇用率が引き上げられたことを背景に、増加しています。愛知県でも、最新の障害者の雇用者数は約2万5千人と過去最高を更新しました(愛知労働局 データ)。しかし、精神障碍に着目すると、偏見も強く、本人が希望しても就労に至らないケースが多いです。精神障碍者を含めてだれもが社会に参加できる環境が望まれています。現状では、働いていない精神障碍者への支援と、働き始めた精神障碍者への支援は、クリニックや就労移行・継続支援施設が担当していますが、利用者サイドから見ると未熟・未発達な状態です。

自助会「雇もれびの会」は、病院でもなく、サポートセンターでもない、精神障碍当事者が主体となっている自助会として運営しています。社会参加、特に精神障碍者の就労について、当事者でできることを行動しています。就労を目指す・就労している精神障害者を励ます役割として、就労してからの悩みを共有する「励ましあう場」を提供することを役割としています。また、紙媒体の発行を通じて社会啓発する役割も担っています。

 

 

(3)団体の強みと弱み、外部環境の機会と脅威(各項目3つまで)

 

 

内部

【強み】

・心理カウンセラーがいる

・障害当事者が多く参加している

・毎月語る会を開催している

【弱み】

・カウンセラー・スタッフ不足

・資金不足

・固定された場がない

 

 

外部

【機会】

・当事者が癒し・ケアを求めている

・働きたい障碍者が増えている

【脅威】

・当事者が引きこもってしまう

・当事者が退職してしまう

・雇用する側の理解が足りない

 

(4)これまでの主な事業と成果(補助・助成事業の場合は、補助・助成元と金額も記入してください)

※概要を箇条書きで記入してください。

 

モリコロ基金(平成23年度):障碍当事者による就労情報誌の発行30万円。

モリコロ基金(平成24年度):障碍当事者による就労情報誌の発行の発展30万円。

 

 

(5)これまでの「働く人を応援する」取り組みの中で、最も印象的なストーリー

 

雇もれびの会では、毎月の「語る会」で、精神障碍者の当事者の就労体験談を多く語り合ってきました。500円の参加費とカフェ代を払ってでも語りたい人が毎月10名以上集まります。そのなかで、「一般就労を目指しているが、この会での皆さんの声が励みになった」、「いずれは働いて一人暮らしをしたいので、その勇気をもらえた」という感想をもらっています。また、福祉を目指す学生からは、臨床心理士や精神保健福祉士による支援ではなく「自助」に力強さを感じた、という声もありました。最近になって、「A型就労継続支援という福祉的就労をしているが、職場のストレスや不満を語る場が欲しい」という声が、だんだん大きくなってきています。福祉的でありながらも就労の場であるA型就労継続支援だけでは、ストレスマネジメントが十分にできない課題が浮かび上がってきました。一般企業へ就職し障碍者でも同じような悩みを抱えています。また、企業側でもどう扱っていいかわからないという課題が見えてきました。

 

 

2.申請事業について

 

 

(1)解決に挑む地域や社会の課題(800字程度)

※申請事業で解決を目指すのはどんな課題ですか? 課題の当事者はどんな人で、その声や数字の根拠を示すなど、問題の深刻さや解決の緊急性・重要性を説明してください。(「あいち『見える化』ウェブ」( http://aichi-community.jp/mieruka/ )に掲載している過去の助成先の事例もご参照ください。)

25年度の精神障碍者の手帳保持者は44,925人、手帳を持っていない障碍者や発達障碍者はさらに多数存在しています。精神障碍者は、身体・知的障碍者に比べて雇用される人数が多くないのが実態です。手帳保持者のうち就労している障碍者は身体障碍者・知的障碍者が10%から8%という割合に対して、精神障碍者は、わずか2.8%に過ぎません。

就職を望む精神障碍者は非常に多いにも関わらず、就職に大変苦労している状況です。手帳保持者のうち、これほど雇用が少ないのは、社会サイドの無理解や許容範囲の狭さにあると共に、障碍者サイドのトレーニング不足や、ストレス耐性の弱さからくる早期離職も原因の一つです。

そうした状況の中で、働く意欲を失ってしまう方もいるのです。?この事業では、未就労障碍者に対してトレーニングと、就労障碍者への勤労意欲のアップを行います。また、当ルームを運営するなかで得られた障碍者の声を積極的にPR情報誌に掲載することで、「障碍者をどうあつかっていいかわからない」という企業の声に応えたいです。

 

 

(2)申請事業の目的と概要(800字程度)

※申請事業で上記の課題をどのように解決しますか? 解決策としての有効性等を説明してください。(「あいち『見える化』ウェブ」に掲載している過去の助成先の事例もご参照ください。)

??この事業では、1)未就労障碍者に対してトレーニングと、2)就労障碍者への勤労意欲のアップを行います。

・未就労障碍者へのトレーニング

就労を目指す精神障碍者の課題の一つが訓練不足です。就職面接の練習や履歴書の添削をプロがキャリアカウンセリングします。

・勤労意欲のアップ

働く意欲が落ちている精神障碍者に対して、勇気づける場「エンカレッジルーム」を提供します。引きこもり、鬱、統合失調症などを経験した当事者講師により作業を通じて手を動かすことが、癒しと脳の活性化につながります。

 

 

上記3項目に共通しているのは、以下の3原則です。

(1)働く意欲を勇気づける

「働きたい」を「働ける」に変化させるため、履歴書・職務経歴書の添削や面接の練習といった小さなトレーニングを重ねます。

(2)手作業を通じた癒し

引きこもり、うつ病、統合失調症などの経験を持つスタッフが手作業を共に行うことで利用者のメンタルトレーニングをします。

(3)カウンセラーと当事者との関係

当事者主体で運営しており、そこにカウンセラーが加わって協力し合うことで、「支えてもらう」という一方的な関係から「支えあう」という互助の哲学を学ぶことを目標としています。?

 

 

 

 

 

(3)申請事業の対象者・受益者

 

地域愛知県

対象者・受益者未就労精神障碍者就労精神障碍者

人数100人150人

年齢層20代以上20-50代

具体的に

就労を目指す、または就労しながらも孤立している精神障碍者にトレーニングとメンタルケアを提供し、勇気づけることを目的として「エンカレッジルーム」を開設する。認可外での就労支援施設として認可就労支援施設を補完する役割を担う。未就労・就労障碍者への作業療法・カウンセリングを行う。

 

 

 

 

(4)申請事業の具体的な計画と目標

※事業実施期間:2014年7月1日?2014年12月31日のうちで任意

計画内容具体的な目標(できるだけ数字で)

7月ルーム開設

ルームを開設します。必要な教材を揃えます。

8月作業セラピー開始

月に6回以上セラピーを開催します。

9月作業セラピー継続

 

月に6回以上セラピーを開催します。1回あたりの参加者は平均7名を目標として、月間のべ利用者は40名を目標とします。

10月作業セラピー継続月に6回以上セラピーを開催します。

11月作業セラピー継続月に6回以上セラピーを開催します。

12月ルームの総括

セラピールームの効果を検証します。

のべ利用者200人を目標にします。

 

?

 

(5)実施体制

 

 

(6)申請事業が地域や社会にもたらす価値

※申請事業は地域や社会にどんな効果を与えますか?(できるだけ数字でご記入ください)

地域の45,000人の精神障碍者とその背後にいる10万人規模の手帳非保持障害者および家族に就労への勇気を与える効果があります。運営者が当事者自助団体であり、勇気づける効果が高いと思います。就労継続支援等の制度支援への不満やストレスを吐き出せるように補完する当エンカレッジルームには毎月40人、のべ200人の利用者が見込まれます。その利用者の声を当会のマガジン「こもれび」に掲載します。マガジンは200部発行で、60か所程度の施設・保健所・社会福祉協議会へ送付します。どう障碍者雇用していいかわからないという企業側の課題に対しても、障碍者の声・ノウハウをPRしていき、障碍者雇用を後押していきます。

 

 

(7)申請事業終了後の展望

※申請事業終了後はどのように事業を展開しますか?

 

開設したルームと得られた声を基にしたマガジンの発行を軸にして活動を展開します。当面、認可外の施設として、認可施設を補完する役割を継続します。アートセラピーや作業療法、就労のための面接指導・履歴書添削を支援します。

 

 

(8)東海労働金庫役職員との協働について

本ファンドは、東海労働金庫の役職員による助成事業への参加を促し、実際に助成先へ関わる機会をつくることも目的としています。本申請事業で東海ろうきんの役職員を巻き込んで、何を協働したいですか? また、それはなぜですか?

障碍者を雇用したくてもどう接していいかわからないという声が企業側からも出ています。それにより障碍者雇用に尻込みする、就職した障碍者が早期退職に追い込まれるなどの問題があります。そこで、精神障碍者の声と実態を東海労働金庫様の役員の方々に知っていただき、取引先の企業への障碍者雇用のノウハウを普及させることで協働していきたいです。

 

 

(9)申請事業の収支予算 ※「収入合計」と「支出合計」は金額を同じにしてください。

【収入】

内訳金額(円)

1)本助成金30万円

2)その他収入参加費(500円×200人)

 

その他の助成金(予定)100,000円

 

65,000円

収入合計46万5千円

【支出】

費目内訳および積算根拠(単価、個数など)金額(円)

90,000本助成金その他収入

会場費

 

教材費

 

人件費3000円×6回×5か月               90,000円

         

2500円×6回×5か月               75,000円

 

講師料5000円×講師2人×30回           135,000円

 

 

 

165,000円

支出合計46万5千円

以上